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「テレアポの営業がつらい、話は聞いてもらえないし、辞めたい」
「全然アポ取れないし、なんの為にやってるのかわからなくなる」
いまこの記事を見ている人は、1コールも電話ができないくらいモチベーションが下がっていませんか?
私は電話営業を2年、テレアポ部門管理職を2年経験した今でも
「営業電話って迷惑だよなぁ」と思うくらいテレアポが嫌いでした。
そんな暗い気持ちで電話をしていたので気持ちが痛いほどわかります。
結論テレアポの営業は辞めたい気持ちがあるなら、辞めてしまって大丈夫です。
今回は辞めてしまう理由と合わせて、辞めたい人が取る対処法をテレアポ管理職計4年の僕が
以下の内容で紹介します。
今、テレアポの仕事を続けようか迷っている方はも参考にしてみてくださいね。
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テレアポ営業がつらい・辞めたい理由10選
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テレアポは言葉の通り、電話で約束(アポイント)を取る電話営業の仕事ですね。
与えられたリストや自分で用意してきたかけ先を片っ端から架電していきます。
新人の頃は1日に100コール回すことも普通で、この作業が本当につらい(笑)
代表や担当者に嫌な顔をされながらも断られながら、電話をするのでストレスが非常に多い仕事です。
実際に、2年間の管理職の経験則で振り返って見ても10人入社したら、2~3人は無断欠勤。
4~5人が1週間、1か月と徐々に辞めていき、最終的に私が務めた会社の離職率は70%程でした。
基本コールセンターは常に人手不足の業界なので、大量入社、大量離職の移り変わりが激しい業界です。
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今まで50人以上の退職者と面談してきて、つらい、辞める理由で多かった理由を10個にまとめています。
①アポが取れない
まず最も多いのがアポにつながらないで嫌になるといった意見です。
最初は期待や刺激を求めていても、何回電話しても、何度代表に提案しても断りしかないとやる気も架電する意味もなくなってしまいますよね?
同じ単純作業の繰り返しになるので最初に質問をたくさんくれるよう人も次第に
ノルマを達成できない焦りや居心地が悪くなってしまう等の理由で退職していきます。
②断られ過ぎてつらい
基本は100コール以上してその中で、成約をとってくるために何十回も断られるのが当たり前です。
中にはクレームを引いて、怒鳴られてしまって落ち込んでしまう人もいます
もちろん上司では都度フォローはしますが、
テレアポ自体、こちらから商品を売り込む好意のため、嫌悪感を抱くお客さんも少なくありません。
「結構です」「そういうの間に合ってるんで」「二度とかけてくるな」
「もっと勉強してから出直してこい」
辛らつな言葉を受けてメンタルをやられてしまうことも多いです、、、
③テレアポ以外のスキルが身につかない
順調にアポをとっていても、アポを取るだけだとやりがいを感じません。
多くのコールセンターや営業会社ではマニュアルがあるため、
はじめのうちは仕事の型がある程度決まっています。
多少のアドリブ力やコミュニケーション能力は鍛えられますが、あまりマニュアル(トークスクリプト)を離脱しすぎると管理者から注意があるため、誰でもできる仕事を淡々と繰り返すうちに単純作業に感じてしまいテレアポ意外のスキルを得られないと感じてきます。
大体半年くらい経って慣れてきた方に多いですね。
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④給料が低い
インバウンド営業(お客さんから企業に問い合わせ)のような受電は時給が1300円~1500円以上と高時給ですが、
テレアポや飛び込み営業のようなアウトバウンド営業だと、歩合給に左右される事が多いです。
基本給もみなし残業に含まれることがごりごりの営業会社だと多いため(偏見)
アポが取れないと、手取り18万以下などの給料や高校生のバイトなみの賃金しかもらえないなんてことも
怒鳴られながらもせっかく成約を取ってきたのに給料がわりに合わないのも、テレアポ会社の離職にはあるあるです。
⑤ゴリゴリ体育会系のノリについていけない
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「自分の人生は自分で決めなきゃ一生他人に決められる人生歩むことになるよ。
今日は絶対に全社で100件達成しましょう!やれるよね?絶対に達成して帰りましょう!」
これは実際に私が働いていた部署ではこんな感じの発信が毎日ありました、(実際は5、6倍長い)
ごりごりの営業会社のテレアポの会社には自己啓発本や根性論をひたすらに言いまくるノリ
が存在します。
自己啓発や根性論を全て否定するわけではないですが、毎日根拠や論理のない目標や理念を掲げられても社員はうんざりするでしょう。
飲み会の強制参加が多かったり、やたらと賞罰制度を取り入れていたりするところは
今の若い世代の社会人は相性があわないかも、、と感じてしまうかも知れません。
⑥迷惑をかけてる感じがする
僕が電話を嫌いな理由の一つに時間を取られるということがあります。
テレアポが迷惑だと感じる人も同じでしょう。
特に相手が経営者の場合あいてのビジネスの時間をうばって、いきなり話を受けることになります
目の前で必要のない商品をごり押ししてくる営業マンがいたら白けますよね?
こちらから勝手に電話を掛けてきてその上時間まで奪っていくんですから、必要のないサービスであれば、拒絶反応を起こして怒鳴り散らす人もいるでしょう。
仕事であっても、周りに配慮ができる人なら罪悪感を抱えながら仕事をすることになってしまいます。
⑦数字を追うプレッシャーが重い
こちらもゴリゴリの営業会社に多いもの
「数字が全て」と掲げているテレアポ会社は多く、
数字を作らない社員はどれだけ努力してても会社からは評価されません。
成約数一つ取ってもかなり低い確率を、絶え間ない研鑽によって自分で成約数を上げていく日々との格闘です。
成約数=通話数×アポ獲得率×キャンセル率×成約率
1日に100件架電して1アポ キャンセル率が50% 成約率が50%と仮定すると
0.25=100×1%×50%×50%
単純計算で1つ成約するのに
0.25×4=100×4で400コールしないといけません。
実際はトークやかけ先を工夫すれば1アポ取得率は大幅にあがるのであくまで目安です。
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⑧上司に放置されている。
意外に思われるかもしれませんが、テレアポのような離職率の高い業界は面倒見のいい上司が結構おおいです。
「上司から詰められてきつい、、」って言葉をよく聞きますが
私が経験した3社でも部下と上司の関係は積極的に話をしたり、飲み会を開催したり
体育会系のノリはあるもののそこまでひどくない印象を受けました。
ただこれはあくまで「数字を作っている人間」OR「見込みのある人間」
数字が作れない社員は指導よりも放置する傾向が強いのもまた特徴。
管理職も何十人のグループで相手をしているわけですから、一人ひとりに時間を割けません。
よって優先順位がこれでもか!ってくらいに決めるので、はきはきしててアポもとってくる子は優先順位にされて、口数が少なく、アポも取らない子は基本放置という、明確な線引きが存在します。
⑨残業が多い
基本、テレアポには明確なノルマが求められているので定時を過ぎても
遅くまで残らされることは多いです。
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「1日1アポ取ってから帰宅」
「明日用のリスト50件作成してから帰るように」
「100件超えるまで20:00まで架電延長!」
定時を過ぎても、会社都合の残業命令を受け
リストの作成依頼など成果が出るかわからないものに時間を使うことになってしまいます
ひどいところだとアポを取るまで昼食に行かせないところや
電話をしないと強制的に帰宅をさせてしまう会社も存在するそうです。
普通にアウトな会社なのですぐ離れましょう。就業規則に書かれていない独自ルールは会社側にペナルティがあります。
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⑩会社の営業手法が合わない
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これはごく一部の会社ですが、
電話営業は「詐欺まがい」なことをする会社が多いです。
・電話口で会社名を名のならない
・強引にアポを取ろうとしてくる
・断っている相手に何度も勧誘をする
・電話で話した内容と契約内容が違う
ただでさえ、敬遠されているにも関わらず、あの手この手を使ってアポを取ろうとする会社は正直やばいです。
お客さんの印象も悪いですし、今の時代口コミはあっという間に広がるので
電話をかけ続けるのが罪悪感でつらくなってしまいます。
明らかにおかしな営業をしている会社は早めに離れてしまいましょう。
上記の例はすべて特商法に引っかかる行為なので、
「特商法って知ってますか?違反ですよね?」で大体撃沈できます。
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※特商法が適用されるのは個人だけです。企業間には適応されないですが、モラルの問題ですね、、
テレアポをするメリット
ここまで、辞めたい理由を紹介してきましたが
もちろんこの仕事で得られる経験やメリットもあります。
メリットは以下の通り
・最低限のビジネスマナーが身につく
・服装、髪型が自由な事が多い
・高時給、成約に応じてインセンティブがある
他の会社とも比較しても、ある程度自由度が高い事が多いため
ある程度自由な環境で働きたい!といった
新社会人1年目や大学生のバイトなどの社会人経験には最適な仕事ですね。
テレアポに向いている人・向いていない人の特徴
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実際に30人以上の部下を教育し研修担当も経験した自分が適正について
特徴をまとめました。
これからテレアポをやろうとしている人は参考にしてみてください。
テレアポに向いてる人
テレアポに向いている人は以下のような特徴
・話すことが大好き
・嫌なことがあっても切り替えが早い
・常にポジティブ
・考えて話すよりも感情で話す
前述した通り、クレームを引いたり、お客さんに怒られることも多いため立ち直る強さや
切り替えが早い人はかなり、成績を残す人も多いです。
いい意味で深く考え込まずに、前向きな正確な人は存分に性格をいかせる職場になりますね。
テレアポに向いていない人
テレアポに向いていない人の特徴は以下の通りです。
・人と話すことがあまり好きではない
・物事を深く考える
・繊細なことで傷つきやすい
・ルーティン作業が苦手
失敗を引きずりやすい人や話すこと自体があまり好きではない人は、テレアポに向いていません。
(人前で話すことが苦手な人は向いてます)
そこにノルマなどのプレッシャーも重なるので、自分を追い込むことが苦手な人はきつい職場になりますね。
テレアポを辞めたい人向けの対処法
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テレアポがきつい、辞めたい人は無理に続ける必要はありません。
自分の貴重な時間はこうしている間にもどんどん過ぎていきます。
スキルが身につかない、給料が低い愚痴を言いながら毎日同じ仕事をするくらいなら
自分で変えるための第一歩を踏み出す必要があります。
テレアポ以外の仕事や対処法はたくさんあるので焦らず、着実に今の環境を変えていきましょう!
辞めたい人がとる対処法以下の3つです。
転職をする。
テレアポから転職する際におすすめの職業は
・営業職
・ITエンジニア
・Webライター
等があります。
テレアポの経験を活かす対面営業だったり
逆に一人でもくもくと作業に集中できる環境ではたらく仕事だったり、
テレアポ以外に未経験、スキルがなくても成長しながら働ける仕事はたくさんあります。
転職サイトから自分の適正にあった仕事を探してみましょう。
おすすめは転職サイトでの求人情報のチェックと
転職エージェントを組み合わせた転職活動です
自分の適性がわからないといった方は
ミイダスを使うのもおすすめです。
副業をしながらスキルを作る。
まだ自分のスキルに不安がある、やりたことが見つからないと方は
今の職場と一線をおいて、副業の時間を作るのもおすすめです。
副業は初期投資が少なくすむのを選ぶのがポイント
特にブログは自分の関心のあることを発信しながら、マーケティングスキル、ライティングスキルなどビジネスの基盤を固めながら、学べます。
必要最低限な仕事をしながら、副業をしっかり育てれば気持ちにモ余裕が生まれてきますよ!
ブログの簡単な解説手順を知りたい方はこちらの記事で解説しています。
ジョブローテーション(部署移動)を打診する
実際に私が働いていた会社でも、離職率を増やすくらいなら
他の部署を管理職から打診してみる機会が多くありました。
自分でも自己申告して部署移動が出来ないか上司に相談するのも一つの対処法ですね。
まとめ:合わなければ次の仕事を探そう!
ここまで
・テレアポがつらい、辞めたいと思う理由
・その中でテレアポの仕事をするメリット
・辞めたいときの対処法
を紹介してきました。
電話営業はつらくて大変ですが、きっと自分にあった仕事は他にあります。
まずは転職サイトや転職エージェントなどに登録して、自分にあう仕事があるか探してみましょう!
これからも役に立つ転職情報を発信していきますね。
今回は以上です。