「職場や仕事にも慣れてきたけど、仕事がつまらない、、、、」
「毎朝、会社にいくことを考えると憂鬱になる」
「月曜日が怖くて毎週の日曜が眠れません」
やっとの思いで入社したのに、転職したのに、業務に慣れてくると襲ってくる
モチベーションの低下、倦怠感
はじめはあんなにワクワクしていたのに気づいたら仕事がいやになっている経験は多くの人が経験しているんじゃないでしょうか?
今回は仕事をするうえで、モチベーションの上げ方、上手い付き合い方を解説します。
本記事の内容
- 仕事におけるモチベーションとは?
- 仕事のモチベーションを上げる前に整えること2つのこと
- 仕事のモチベーションを上げるための6つの方法
- モチベーションが下がった時の対処法5つ
私は管理職2年目で累計100人ほどの人材育成、マネジメントに向き合ってきましたが、管理職になりたての頃はひと月に10人ほどの新人が配属、3ヶ月残るのは一人、、、、といった驚異の離職率30%越えの数字を出し、会社の方にも詰められた苦い経験があります(笑)
それから半年ほどたった時、部下のモチベーションについて理解するよう務めたところ、だんだんと離職率は減っていき、2年目で今では離職率が2%以下といった定着率を維持しています。
管理職や上の立場でも、モチベーションを維持し続けるのは慣れるまでは大変です。
会社で伸び悩んでいたり、やる気が出ない方は、ぜひ順を追って取り入れてみてください。習慣になるまでは、時間がかかりますが、少しづつ慣れていくと仕事との向き合い方も見えてきますよ
前置きはこの辺で早速紹介していきます!
この記事の内容
仕事におけるモチベーションとは?
モチベーションの意味
まず言葉の定義から見ていきましょう。モチベーションとは簡単に言えば目標や目的に向かって進むこと「動機づけ」の意味を刺します
参考記事:コトバンク-モチベーション
上記を参考にすると、仕事におけるモチベーションとは、「仕事への意欲」
簡単にいうと仕事をする理由ですね。
ここでは仕事をする理由をビジネスの代表的なモチベーション理論「マズローの5段階欲求」に分けてみていきます。
ステップ5「自己実現の欲求」 (Self-actualization)
ステップ4「承認欲求」 (Esteem)
ステップ3「社会的欲求」 (Social needs / Love and belonging)
ステップ2「安全の欲求」(Safety needs)
ステップ1「生理的欲求」 (Physiological needs)
一番下の段階の欲求を満たすことで、次の目標に移れるといったシンプルなものですが、紹介した理由は
人によって会社に何を求めるのかは変わってくるからです、高い給料、働きやすい環境、営業スキル、ワークワイフバランス等々、経験や年代によっても違います。
ある程度衣食住が満たされてる人は自分がなんの為に給料を得ているのか?
その給料でやりたいことはあるのか?を明確にしなくては、次に進めません。
管理職の場合も実際に1対1の面談を増やし、部下が何を求めるているのかを知り、適切な人事配置をする必要があります。
仕事のモチベーションが上がらない3つの理由
ここではマズローの欲求段階に沿って大きく3つに分けます。
・肉体面での問題
・精神面での問題
・収入面での問題
肉体面での問題
・長時間労働による睡眠不足
・体調不良や怪我
・不摂生な食生活や睡眠不足
精神面での問題
・職場の人間関係が悪い
・成果がでない
・会社や自分に対しても目標がない
・興味のない、相性が合わない仕事をしてる。
・評価が不透明、不平等
収入面での問題
・給料が低い
・労働に見合った評価がされない。
・残業代が出ない
残業代については
みなし残業を取り入れている雇用形態や管理監督者など条件によっては請求できないケースもあるので違法性がないか調べる必要があります。
ただ多くの人が収入面や会社の環境人間関係から来る不安でモチベーションの維持が難しくなっていますよね、、、
営業職などでは成果が出ないや数字のプレッシャーなど職能のミスマッチが起きてるのが経験則として多いです。
私も管理職1か月目の給料(1日12時間労働)が手取り19万の際には、転職を考えましたが(笑)
ただ、給料が仕事をする目的ではなかったため、思いとどまることができました。
仕事のモチベーションは人によって違う
ここまで見てきた中で、自分ではどうにもならない理由もあります。ただそういった場合でも転職や部署移動など自分の選択一つでコントロール出来るでしょう。
ここまでで伝えたかったのは「自分自信を知る」ことが
モチベーション維持に欠かせないポイントです
自分が何をしたいのか?
いまの会社でそれは得られるのか?
を自問自答しなければいけません。職能=職務をするうえで必要な能力
を見極め強味を知ることがミスマッチを防ぐカギです・
相性が悪い環境ではたらくといった悪循環が生まれないように、自分の性格や能力をしっかり把握しましょう。
ドラクエでいうクリティカルヒットがどの条件で起こるのか?を考えるとわかりやすいかもしれません 私の場合は8時間以上の睡眠と朝の読書が最低条件でした。
仕事のモチベーションを上げる前に整える2つのこと
上記を踏まえた上で、意識することは2つ定量面、定性面の目標です。
①職業ではなく何ができたら満足するか考える
仕事は楽なものではありませんから、嫌なことをやり続けると、精神的にも長続きしません
まずは自分の感覚を優先してそれに従った方が伸びしろがあります。
具体例
例:文章をかいて人に見てもらうのが好き
例:沢山の国を観光して魅力を伝えるのが好き
例:人と話して提案することが好き
好きなことを仕事にできるなら苦労しないよと思う方もいますが、選択するのは自分です。
完全にそれが叶う仕事はなくても、派生した仕事から見つけてみましょう。
②目標を具体的に設定する
行動が決まったら、実践です。より具体的に定量面(数字やデータ)を意識しながら立てて行きましょう。
具体例
例)半年後の12月31日までに記事を100個書く
例)地元の名スポット一つにつき、3つのエピソードを集める
例)今月の営業売り上げを10件成約に繋げ
それぞれ、目標を決めるうえで定性的(感覚) 定量的(数字)の面から
まずは目的地を設定しておくことがおススメです!
仕事のモチベーションを上げるための5つの方法
何がモチベーションかわかったら次は具体的に維持していく為の方法を見ていきましょう。
方法1 人のゲームに参加しない
人によって仕事に対するモチベーションは様々です。
人によっては認められたい、給料を上げたい、昇進したい自分とは別の目的で動いているかもしれません。
いつまでも他人と比べていると、劣等コンプレックスに陥ってしまい
自ら職場の同僚や上司を敵であるかのように、自分で人間関係を壊しかねない状況にもなりかねません、むやみに比較せずに、あくまで自分の掲げた目標と過去の自分を比較しましょう。
方法2 自分がなんのために仕事をしているのか知る
先程の設定した目標に立ち返りましょう。
自分が何を達成したいのか?を思い出せれば、軌道修正ができますよ。
下記の言葉が確信をついていますね,,,,,!
計画のない目標は、ただの願い事」星の王子様の作者
サン=テグジュペリ
方法3 モチベーションが下がる要因を書き出す
コツは変わらないものに固執しないことです。
数学でいうう変数と定数がありますが
変数・・・・・自分の体調、スキル、人間関係
定数・・・・・上司、社内体制、仕事内容
定数と置かれているものは自分の能力外のところでゆっくりと変わっていきます。
逆に自分で変えられる範囲で部署移動や、給料の交渉など、自分でできるところから変えていきましょう。
よく言われる通り、人は変わりません、変えられるのは自分です!
方法4 もらうよりも与えるを意識する
これは最近僕も意識していることですが、会社や人に対して常に何かをもらえることを期待していては、人としてもビジネスマンとしても成長しません。
いいことをしたらほめられる→やる、
悪いことをしたから罰せられる→やらない、
ではなく常に一定の価値基準のもと周りからの評価を気にせずにやることが重要です。
私の場合はマネジメント、リーダーシップのスキルを上げることを目的に部下の研修や指導を行っています。
方法5 仕事のプライドとプライベートのプライドは分ける
これは私の上司からの受け売りなのですが、プライドの分別です。
よく
「私にはこれよりももっとふさわしい仕事がある」
「自分のやりたいことができない」
「モチベーションが低いのは会社の体制が整っていないせいだ」
会社、職場の仲間=悪
といった意見を聞きます。
会社もスキルも給料も全部自分で選択できます。
厳しく聞こえるかもしれませんが
会社に守ってもらって保証がある状態でプライドを貫くのは、自分に責任がないように感じます。
大手とかなら難しいかもしれませんが変える努力をしてから、今変わらないことを嘆くのではなく仕事ではプライドをもってやり遂げる
それ以外の時間は自分のプライドを大切にする、業務時間外や休日出勤には応じない定時で帰る時間を決める
しっかりメリハリをつけると意外と今の職場でも気が楽になることもありますよ。
意外と自分が思い込みをしているだけで、そこまで個人一人に会社は期待しません。他にも助けてくれる社員はいるし優秀な人間は驚くほどいます。
全部自分一人で抱え込まずに、きっぱりと断る勇気も必要です。
そのうえで会社にいる間は集中しましょう。
それでも解消しない場合は相性を考えよう!
仕事のマイゲームを作る
目標とは行かなくても小さなミッションを作ることをゲーム感覚でやるのもおススメです。
仕事は遊びじゃないと悲願されるかもしれませんが(笑)
「13:00まで資料作成が終わらせるにはどうすればいいか?」
「人の2倍の営業を出来る方法を考える」
達成出来たらクリア、出来なかったらゲームオーバーのように小さな、達成を繰り返すこともモチベーションの回復に繋がります。
転職をする
ここまで、読んでいただいた方の中で、どうしようもない場合は転職をしましょう。
給料がなかなかあがらないと言われていますが、転職し、違う分野であれば収入はすぐ増えたりするケースも全然あります。
自分が他人の目を気にせずに、集中できることは何か?
在籍中に、転職の準備をしておくとおススメです。
副業をする
いきなり転職はリスクがある、仕事自体に不満はない、、
といった人は、複数の収入源を確保するのがおすすめです。
時間を切り売りして、対価を得るものではなく、
継続的に収入が入ってくる、ストック収入を今から作っておけば、5年後、10年後のお金の不安は消えます。
参考になる生き方や本、映画に触れる
すぐにでも効果があるのは、自分の理想とする、人物をイメージできる空間を自分で作ることだと思います。
それは好きな俳優が出てる映画でもいいですし、お気に入りのバンドの音楽や、
目標としている生き方について書かれている自己啓発本を読むでも大丈夫です。
大事なのは自分に固執しないですを積極的に外の世界に触れられるものを取り入れていきましょう、そのために丸一日休暇を取るのもいいですね。
まとめ:自分を上手くコントロールして、会社と向き合おう!
仕事に対して上手くモチベーションと向き合っていく方法を紹介していきました。
常に選択できるのは自分だけ、厳しい現実に聞こえるかもしれませんが、別の視点でみると、他者の評価に左右されることなく、自分らしい生き方をしていけば、この上ない選択できる自由が尊重されている時代だとも言えます。
自己の理解を踏まえたうえで仕事と向き合っていきましょう!
今回は以上です。