「ブログで成果につながる文章を書きたい」
「おススメで紹介されてる『沈黙のWEBライティング』ってどんな内容?」
ブログ、ライター初心者にとってライティングの教科書的な存在の『沈黙のWebライティング』
有名ブロガーさんの多くが紹介しているので
名前を知っている方も多いと思います。
普段本を読まない人も漫画テイストで書かれているため、非常に読みやすく、
私も実際にライティングの向上のために購入し、読了後大満足の一冊でした。
ただ!重い、、、、、料金が少し高い(2000円+税)、、、
おすすめされて買って後悔はしたくないですよね、、
なので実際に本当に周りからおすすめされる内容なのか?
完全に無料でその内容吟味する方法を紹介します!
購入する前に調べればよかったという話。。。。
後半に『沈黙のWEBシリーズ』の書籍版の要点も紹介しているので、文章力を上げい人はもちろん
購入するか迷っている方もぜひ参考にしてくださいね。
それでは前置きはこれくらいで、紹介していきます!
この記事の内容
『沈黙のWEBライティング』作品情報
書籍詳細 | 内容 |
書名 | 『沈黙のWEBライティング』 |
著者 | 松尾 茂起(株式会社ウェブライダー) |
出版社 | 発行:エムディエヌコーポレーション 発売:インプレス |
発行年月 | 2016年11月 |
定価 | 2,000円+税 |
頁数 | 631ページ |
所要時間 | 4時間 |
この本実際に手に取るとわかりますが、かなり分厚くて重い(笑)
辞書よりちょっと薄いくらいをイメージしてもらうといいと思います。
ただ、登場人物の会話形式で物語が進んでいくため、漫画のようにパラパラと読めるため見た目ほどの重厚感はありませんでした。
ページ数は分厚く見えるけど、意外とすらすら読めました!
みやび屋の経営の行方は?秘密のチップの正体は何なのか?
話を進めるにつれSEOやWEBマーケティング、記事のリライトなどを学びながら進み、
各章の最後に解説ページがまとまっているため、読み返しながら理解を深めていくことができます。
成果が上がる記事を書きたい、わかりやすい文章を書きたいと言った方には、手元に置いておきたい一冊ですね。
著者:松尾 茂起さんについて
筆者の松尾 茂起さんはWeb制作、コンテンツ制作を得意とする株式会社Webライダーの代表です。
株式会社WebライダーのHPを拝見すると
松尾さんはもともと舞台音楽などを担当する制作会社に勤務し、そのあとフリーランスで独立しWebライダーの会社を設立しています。
沈黙シリーズは書籍は10万部を超え、執筆以外に「国民文化祭 京都」などのイベントや京都の貴船神社などに楽曲制作
ご自身もピアニストとしてCDもリリースなどマルチに活躍されています。
僕もピアノ(趣味)を弾くので一気に親近感が湧きます。
『沈黙のWebライティング』を無料で読む方法
沈黙のWebシリーズを無料で読む方法は
公式サイトにアクセスすればすぐに読めます。
キャンペーンやアプリに登録する必要は一切ないので、以下のサイトから読み進めて大丈夫です!
『沈黙のWebライティング』だけでも物語は違和感なく読み進められますが、前作の『沈黙のWEBマーケティング』の続編のため
ストーリーが気になる方は合わせて読んでみてください。
>>>『沈黙のWebライティング ーWebマーケッターボーンの激闘ー』
書籍版はこちら
>>>『沈黙のWebマーケティング ーWebマーケッターボーンの逆襲ー』
書籍版はこちら
上記のサイトから世界最強のWebマーケッターボーンのイラストが大きく表示され、
各章ごとに、Webマーケティング、Webライティングのノウハウを伝えてくれます。
無料版と書籍版の違い
無料版と書籍版の違いは、各章の最後に解説ページが掲載されているところです。
ストーリー仕立てになっているので記憶の定着はしやすいですが、
まとまった情報がほしい!といった方は無料版を読み、内容が良ければ書籍を購入するといいでしょう。
沈黙のWebライティングでは書籍購入者限定の特設ページも見れます。
もっと詳しく見たい!といったかたは書籍がおすすめです。
『沈黙のWEBライティング』書籍解説ページの要約
『沈黙のWebライティングは』7つの章とエピローグで構成されています。
ストーリーについては上記の公式サイトから見れますが、真の価値は解説ページです。
SEOや検索意図ももちろん大事ですが、以下の要点では
成果につなげるライティングの3つに絞って紹介します。
「USP」を活かす記事の書き方
「USP」とは「Unique Selling Proposition」の略
商品、サービスと比較した時、他にはない「独自の強み」のことです。
今の時代、同じような商品、サービスが世の中に多く出回っているため、
単純に数が多い、種類が豊富、機能が優れているだけといった特徴だけでは最終的に価格競争での争いになってしまいます。
ユーザ視点で競合と比較したときに頭一つ抜き出すために重要なのが「USP」
①競合に真似ができない独自の強みであるといううこと
②競合が多い市場で戦わないこと
上記2点を意識して書かなければいけません。
簡単に言えば、あなたにしかできないオリジナリティを出すことが重要です。
USPを打ち出すメリットとしては、
①他者との比較が明確になり、顧客に商品を選んでもらいやすくなる。
②他のメディアサイトやブログなどで紹介されやすくなる(被リンクをもらいやすい)
③Webサイトのデザイン、コンテンツの方向性が定まりやすくなる
私が働いている会社でもUSPの訴求はかなり意識しており、
お客さん(経営者)の多くは「USP」を意識できていないことで売り上げが上がっていませんでした。
USPの具体例は以下の通りです。
例:吸引力が落ちないただ一つの掃除機(ダイソン)
例:ポケットに1000曲を(アップル)
例:「できたてほやほやのピザを30分で配達! 30分以上かかったらピザは無料」(ドミノピザ)
など世界に浸透しているサービスの多くはUSPを打ち出しています。
U:ユニーク(独自性)
S:セリング(強み)
P:プロポジション(提案)
USPは上の3点を満たしているか?を意識しながら記事を書くことを意識しましょう。
単純明快なのとユーザーファーストのサービスが埋もれない為のコツですね。
わかりやすい文章を書くための方法
文章をわかりやすく伝えるポイントは以下の3つで紹介されています
①感情表現をつかい、自分ごとの「共感」を誘発する
共感を意識するテクニックとして人の行動進路として
「カクテルパーティー効果」が使われています。
人は自分が興味のある話題や聞いたことのある話には過敏に反応するという心理効果
例:「初めての子育てで何から始めていいかわからない、、、、」
例:「上司の指示が的確じゃなくてイライラする経験はありませんか?」
話し言葉で共感が多い文章ほど、読者にとっては自分ごとに感じてもらい
読み進めてもらえるようになります。
②「見やすさ」「わかりやすさ」をこだわる
読者の脳に負担をかけない工夫として2つの思考を解説しています。
ダニエル・カールマン氏の書籍「ファスト&スロー」に書かれている
システム1とシステム2の2つの脳の思考です。
システム1:直感的に理解する思考、自動ではやく動く思考のため脳の負担は小さい
システム2:物事を慎重にゆっくり判断する思考、物事を論理的に理解するため脳の負担は大きい
(システム1の配慮)
・改行、行間を意識し文章の見た目を見やすくする
・漢字とひらがなの割合を意識する
・この、その、あのなどの指示名刺をへらして固有名詞を使う
・写真やイラストを使う文字の装飾や色にこだわる、、、etc
システム2はじっくり考える思考のため
論理的な(理解しやすい)文章を意識して書くことが重要です。
以下の3つのポイントを抑えながら論理的な文章を書いていきましょう。
システム2の配慮
①わからない言葉はなるべく使わない、専門用語やわからない単語は必ず説明を入れる。
②相手の”なぜ?”がどこにあるのか予測する
③”なぜ?”に対しての理由、十分な根拠を用意する。
まとめると
「主張」→「理由」→「根拠」
の3つで構成を意識することが重要です。これは論理的な文章を書く上で他の書籍
『新しい文章力の教室』
でも同じように紹介されています。
他にも論理的な文章を書くポイントとして反論に先回りして反論する、セルフディスカッションなどの方法がありますよ
最後の要点は、バズるコンテンツの作り方です。
SNSでバズるコンテンツの作り方
人は目的をもってコンテンツを共有しています。
その目的はマズローの欲求5段階説の中の
所属と愛の欲求、承認欲求を満たせるものを作ることが拡散の秘訣
・自分の評価をコンテンツを上げることによって満たしたい
・自分の立場が正当なものだと、シェアしたコンテンツを元に表明したい。
・コンテンツをネタに誰かとつながりたい。
人はつねに誰かと繋がっていたいといった欲求があるからこそ、
人間の心理を最大限に取り入れたコンテンツはバズるんですね。
バズっているコンテンツは「面白さ」「怒り」「恐怖」「あるある」などどのジャンルなのか調査するのがおすすめです。
まとめ
ここまで、『沈黙のWebライティング』の無料で読む方法
書籍版との違い、解説ページの要点をまとめてきました。
ストーリー仕立てなので、結論や情報だけを簡潔に知りたい方には冗長的に感じたり、ユーモアな表現が寒く感じたりするかも知れませんが
ブログ、ライティング初心者にとっては、物語の中でしっかり内容が入ってくるので、一冊手元においておきたい本であることは間違いないです。
もちろん全ての情報が参考になるわけではありません、今のSEOは複雑ですし、競合の分析などもサンユウ障壁画低いため
多くのコンテンツがあふれかえっています。
ただ、WEBマーケティングやライティング、ブログなどはじめのうちは単語や何をしてもいいかもわからない状態です、そんな初心者の不安を書き消す本になってくれることは保証でる一冊だと自信をもっておすすめできる一冊でした。
実際にうちの会社の営業部の先輩も後輩の指導の際におすすめの書籍として渡しているくらい(笑)
成果のある文章を書きたい方はぜひ手元にとって詳細な情報を読んでみてくださいね!