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【要約・書評】『新しい文章力の教室』ブログ初心者の必読書、紹介します

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悩んでる人

「ブログを開設し始めたけど、文章が上手く書けない」

「人に伝わる、文章を書きたい」

こういったお悩みを抱えてはいませんか?

今回は、ブログを書く上でも重要なライティングスキルを上げるために役立つ

『新しい文章力の教室』の紹介をします。

本記事の内容

・書く前の準備について

・完読のためにする必要なこと

・読者に伝わるようにするには?

・丁寧な文章を書くために

・ライティングは仕事にも活きる

ブロガーやライターさんならほとんどの人が読んでいるくらい有名な本です。

実際この本を読んで、いままで文を書くことに対して気付かなかったポイントや間違いに気付くことができました。

職場の社内ツールで報告する際、相手に伝わることを意識したおかげで、前よりもスムーズに仕事が進んでいます。

この記事の重要ポイントを抑えれば、あなたのライティングスキルの基盤がしっかりできるので、サラサラっと読み進めてくださいね。

それでは紹介していきます。

『新しい文章力の教室』基本情報

書籍詳細 内容
書名 『新しい文章力の教室』
著者 唐木 元
出版社 ‎インプレス 社
発行年月 2015年8月
定価 1300円+税
頁数 ‎208ページ
所要時間 4時間

著者の唐木 元(からき げん)さんってどんな人?

Google検索の関連記事でナタリーの芸能ニュースを見てる方も多いのではないでしょうか?

唐木 元さんはもともとWEBライターとして働かれ、月間3,000本以上の記事を配信するポップカルチャーのニュースサイト元コミックナタリーの初代編集長です。

なぜこんなにも多くの記事を生み出し続けられるのか?

ナタリーの社員は多くが実績のない未経験者にも関わらず、ナタリー式のトレーニング通称

「唐木ゼミ」のメソッドが凝縮したものが

『新しい文章力の教室』です。そのメソッドを一言で粟表すなら、

ポイント

いきなり書き始めてはいけない

書く前に何について書くのかを決め、何をどれくらい書くのかを検討をつけてから書き始めることが重要。

このメソッドを5つの章にわけてルール化し、わかりやすく解説しています。

本記事では、唐木さんのナタリー式トレーニングの

要点をまとめて紹介します。

1974年生まれ。株式会社ナターシャ取締役。大学在学中よりライターとして働き始める。卒業後は事務所「テキストとアイデア」を開設、雑誌を中心に執筆・編集の現場に従事した。2004年より編集者として、ライブドア・パブリッシング、幻冬舎、KI & Company(ジーノ編集部)と3つの出版社に勤務。2008年、株式会社ナターシャに参加し、編集長として「コミックナタリー」「おやつナタリー(終了)」「ナタリーストア」を立ち上げた。2015年、社内向けの研修テキストをもとに『新しい文章力の教室』を上梓。

引用:https://webtan.impress.co.jp/user/id/6176

『新しい文章力の教室』の重要ポイント

本書の要点

・書く前の準備で文章が決まる

・「完読」を目指して文章を磨いていく

・読者の負担を取り除いてもっと伝わる文章にする

・読者に伝わる丁寧な文章にしていく

・文章を伝える工夫は仕事の基本にも通じる

書く前の準備で文章が決まる

『新しい文章力の教室』では

完読されること=良い文章

を最大の目標と定義しています。

いきなり書き始めると何を書いていいのかわからなくなってしまうため、

まず具体的な目標値をきめ、経路を確認するように書き始めることが大切です。

完読を目指すときにレトリック(芸術的な表現)にこだわる必要はありません、相手に伝わることを優先に書いていきましょう。

完読される文章は3層構造から成り立ち

「事実」→「ロジック」→「言葉遣い」と下から順にピラミッド型に積み上げられていきます。

私たちは言葉遣いを意識して文章を書いていますが、完読されるためには土台になる論理とその土台に事実を意識して書いていかなければなりません。

綺麗な言葉遣いでも、事実が違っていたらだめですし、言葉遣いが少し間違っていても事実がしっかりしていれば、それなりに読める文章になります。

この章の重要なポイントとして、「ロジック」を立てるための、主眼と骨子を決めるところから始まります。

主眼と骨子を立てる

・主眼=テーマ(目的地)

・骨子=「要素」「順番」「軽重」(経路)

すらすら書くには、プラモデルを作るようにイメージをもち、文章を書いていきます。

プラモデルには完成図の箱絵とパーツ、取説がありますよね?

文章を書く際もいきなり書くのではなく、事前の準備が必要です。

ポイント

①主眼(テーマ)

・どんなことを伝えるのか?(箱絵)

②骨子(経路)

・何を言うのか?(パーツ=要素)

・どれから(取説=順番)

・どこを重点に書くのか?(取説=軽重)

テーマのために「何を」「どれから」「どれくらい」書くのかを決めることから始めることが論理的な文章を作る基本です。

必要なものがそろえば文章を書くときに迷わなくなります。

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「完読」を目指して文章を磨いていく

文章がうまくなっていくためには、読み直しの連続が必要不可欠です。

文章を何度も磨いていくことで、洗練されていくためここでは見直していくポイントを紹介しています。

意味、字面、語呂をの3つをチェックし、読み直していきます

意味:脳で内容のチェック(黙読)

字面:目で文章のビジュアルをチェック(黙読)

語呂:音読して、耳で語呂をチェック

意味:「事実→ロジック→言葉遣い」の順番は問題ないか、誤字脱字、事実に誤りはないかを確認する。

字面:目で見て、段落は長すぎないか、漢字やひらがなの割合は適切か、意味や語呂に問題なくても、字面に違和感がないかを確認する。

語呂:音読して同じ音の繰り返しや、読みづらい箇所がないかなどを確認し、他の言葉に言い換えられるか模索する。

読み返しの最重要なポイントは重複のチェックです。

重複のチェックポイント

単語レベル

文節レベル

文型レベル

段落レベル

記事レベル

例:私会社上司兄弟は社長です。のが3連続!

例:私は電車に乗っている途中、気分が悪くなって、途中で降りて、送れるので会社に電話しなくてはと思って、てが3連続!

基本重複は2回まで、3回以上は赤信号で意識して、修正していきます。

読者の負担を取り除いてもっと伝わる文章にする

第三章からはできるだけソリッドな文章を書くための具体的な方法がまとまられているので、ここでは、重要だとおもったポイントをピックアップして紹介しています。

「が」や「で」で文章をだらだらとつなげない。

ダメな例:今日は仕事が休みだったが、たくさん寝れた

良い例:今日は仕事が休みだったので、たくさん寝れた。

※逆説と淳説を正しく使う

ダメな例:昨日エアコンをつけっぱなしだったので、頭が痛いので、集中できないので、会社を早退した

良い例:昨日エアコンをつけっぱなしだったため、頭が痛い。集中が出来ていないため、早退した。

文章をしっかりと区切り、意味を通りやすするために配慮します。

文章を長くつなげると、冗長的な表現になってしまうため気を付けましょう。

係請けの距離を近づける。

ダメな例:とうとう、後半、社員たちが仕事をしなくなったので、上司は怒鳴り散らした。

良い例:後半、社員たちが仕事をしなくなったので午後、とうとう上司は怒鳴りだした。

  

係請けの言葉を近くすることによって、読み手のストレスを減らす基本原則。

誤読を避けるため、読者に伝わりやすい表現を心がけましょう。

属性を問う主語は「こと」で受ける。

主語が名刺を求めているときは、述語を名詞化していきます。

具体的には「特徴は」「長所は」「ポイントは」

「重要な点は」「最初に思ったのは」「感じたのは」

など

例:満員電車にのる会社員を見て思ったのは、ほとんどの人がスマホの画面を見つめているということだ。

他にも小学生の時に習った、~たり、~たりの並列は繰り返し使うなどの基本的なルールも紹介されています。

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読者に伝わる丁寧な文章にしていく

4章はより丁寧な文章を目指すため、

適切なスピード感を出すためのテクニックです。

文章のスピード感=情報量÷文字数

スピード感の違い例

僕は7月27日にブログを開設しました。

僕のブログは7月27日に開設。

同じことを伝える際に、500文字と1000文字かかる文章にはスピード感が違います。

長すぎると、文章が冗長しますし、短すぎるとぶっきらぼうになるため、

スピード感を身に着けたうえで、適切にコントロールすることを覚えていきます。

体言止めは読者に負担を与える。

体言止めは、名刺や代名詞で終わらせるテクニックですが、乱用しすぎると、ぶっきらぼうに見えます。

具体例
・会社にやっと到着

・私の趣味はピアノ。

省略されている、助動詞が現在、過去の言葉なのか、能動態なのか受動態なのか読者に補完させ、負担になってしまわないように、最小限に使いましょう。

他にもあれこれそれなどの指示語や抽象てきな言葉、特定の人にしか伝わらない専門用語も極力控えた方がいいです。

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文章を伝える工夫は仕事の基本にも通じる

最後の章は総仕上げです、うまい文章を書くための細かい磨き上げのテクニックや

インタビューの仕方、レビュー企画書の書き方など応用まで書かれていました。

文章を書くことを仕事にしたい人にとっても参考になるテクニックですね。

・主観の押しつけは読者をしらけさせる。
・人物名で始めると目を引きやすい
・数字を入れると具体性が増す。

抑える要点は上記ですが、細かいテクニックをもっとしりたい!といったかたは、ぜひ

電子書籍もしくは実際の本で学習してみてくださいね。

何度も読み返せることができるので、手元に残しておきたい一冊です。

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【書評】

初心者のブロガーやライターにとって、77個のテクニックは実用的なものばかりでした。

例文もしっかり紹介されていたため、実用書としても読み進めながら理解を深めることができる一冊です。

構造的な文章の組み立て方などの大枠から、文節のくりかえし、係請けなどの細かいテクニックまでこの一冊の網羅性が高いため、ブログ初心者や未経験のライターはかなり吸収できるところが多いですね。

これから文章を書くことを仕事にしたい人にとっては必読書とも言える一冊。

文章の推敲や読み直しには終りがないため、何度も繰り返し読みながら実践することで、しっかり相手に伝わる文章が書ける手ごたえがあります。

相手に伝わる文章を書きたい、うまく書けないことで悩んでいる方はぜひ購入して、実感してみてくださいね

【まとめ】

今回は『新しい文章力の教室』を紹介していきました、初心者ブロガーにとっては必読の1冊。

ライティングスキルを学ぶために何冊もよむ必要はないため、テクニックは本書、文章の書き方の考え方は、下の記事で紹介されている『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

もあわせて読んでおけば間違いありません。

あわせて読みたい

筆者の唐木さんは最後に全てのルールは絶対ではないと書かれています。

明確な意図があるならそれはOK

新しい表現やルールを柔軟に使うことも忘れずに、あくまで読書目線の文章を書くことが大切です。

この本を読んで、人に伝わる文章を書いていきましょう!

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